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常識という非常識(2002年5月4日)

僕の知らないことが自分以外の人の間では当たり前のように常識だったらどうしよう。と思うことがある。

オナニーする時はチンコに味噌を塗る。それも白味噌。

こんなバカな常識があるはずもないのだが、本当にあると仮定しよう。しかもそれは当たり前すぎる常識で、誰も疑問にすら思わない。話題にすらしないとしたらどうだろうか。他言してはダメだと決められていたらどうだろうか。

男の子は、12歳になると親父からオナニーの仕方を教わる。これはお母さんには内緒の男同士の儀式だ。もちろん家族にもばれぬよう、秘密裏にコッソリとオナニー技術授与の儀式が行われる。

父は白味噌を手に庭の片隅に置かれた物置にやってくる。すでに12歳となった少年は物置内でこれから起こる父との秘密の儀式に胸を弾ませている。

「お父さん、こんなに夜遅くにどうしたの?物置なんかに呼び出して」

「敏明は今日で12歳だ。これからお父さんはお前に大切なことを教えなくてはいけない。心して聞いてくれ。そしてこのことは誰にも言ってはいけないんだぞ」

「うん・・・・わかった」

いつもとは違う父の雰囲気に尋常でない気配を悟った少年は、ギュッと唇をかみ締めた。父は、そんな気丈な息子の振る舞いに、幼かった息子の成長を実感し、少し目頭を熱くする。

「さあ・・・敏明・・・ズボンを脱ぐんだ・・・。」

「うん・・・・」

恥ずかしそうに半ズボンとブリーフを一緒に脱ぐ少年。それに少し遅れて父親もベルトを外しズボンを脱ぐ。少年のチンコはまだチンゲが生え揃ったばかり、恥ずかしそうに皮だってかぶってる。それに引き換え父のチンコは完全体のチョモランマ。息子は父との差を目の当たりにする。

「さあ、チンコを出すんだ」

そう言うと父は息子のチンコに持参した白味噌を塗り始める。丁寧に丁寧に、それでいて激しく、チンコのしわの隙間にまで白味噌を充填していく。

「今日はお父さんが塗ってあげるけど、次からは自分で塗るんだぞ」

「次から・・・?」

少年には父の言葉の意味が分からなかった。次からということは次回もあるということだろうか。しかも次回は自分で塗る。そんなに何度もこの行為をする必要があるのだろうか。考え出すときりがない。少年の小さな頭では答えが見つけ出せるはずもなかった。

「さあ、今度は塗った白味噌をチンコに染み込ませるような感じでこするんだ、ほら、こうやって」

父は激しく優しく息子のチンコをしごき始めた。

「ああっ・・・・」

少年の脳髄に走る快感。いままで経験したことないような感覚だった。いや、正確には経験したことがある感覚だった。

幼稚園時代、登り棒につかまり、はるか上まで登った。そして不意にチンコを棒に擦り付けたような感覚。やけに内股気味になってしまうような、なんともいえぬ快感、そして背徳感。そんな感覚に似通っていた。

「んはっ・・・お父さん・・・き・・・気持ちいい・・・」

シュゴシュゴと音を立てる父の指と少年のチンコ。そして1ターンごとに飛び散る白味噌。狂おしいほど少年は叫んだ。

「さあ、ここからは自分でこするんだ」

そういうと父は少年のチンコから手を離し、少し意地悪く笑いながら少年を見つめた。

「僕が・・・・自分で・・・・?」

少年は恐る恐る左手でチンコを掴んだ。利き腕は右なのだが、右手は仲の良いクラスメートの女子と登下校の時に繋ぐ手だ、その手でチンコをしごくのは女子に悪いような気がしたのだ。

「ダメだ。チンコを握るのは右手だ」

そんな少年の一欠けらの良心を見越してか、父は鬼のように厳しく言い放った。

「でも・・・右手はみよちゃんと・・・・繋ぐ・・手だから・・・」

か細く少年は言った。けれども父に通用しないであろう事はわかっていた。きっとこの人は認めない。

「ダメだ。それを興奮に変えられるようになれ。みよちゃんをチンコ握った手で触ってやれ」

予想通り。いやそれ以上のことを父は要求してきた。少年はもはや諦め、右手でチンコを握った。そして徐々にピストン運動をはじめる。

き・・・・気持ちいい・・・・・!!!!

父にやられるよりも数段の快楽が少年の身を襲った。

「父さん!自分でやったほうが何倍も気持ちいいよ!」

「当たり前だ。オナニーはセルフセックスではない。自己表現だ。自分でやらずしてなにがオナニーかっ!!」

父の渾身のオナニー哲学も、もはや少年の耳には届いていなかった。ただただ自分の右手とチンコから生み出される快感に身を任せていた。

ほとばしる白味噌。物置内の熱気も嫌がおうにでも高まる。そして隙間からは満月の光が筋のように侵入してきている。少年はこの狂おしさを一生忘れないだろう。

見ると父も自分のチンコに白味噌を塗り、しごき始めている。

ハァハァ・・・・

互いに見せ合うことでお互いの羞恥心をあおり、ピストンのビートも増していく。

ハァハァ・・・・

少年の心の内、体の内から熱いものがこみ上げてくる。間違いなく今まで味わったことないような感覚だ。

ハァハァ・・・

父もまた大きな男根を震わせてビートを増す。

ハァハァ・・・・ハウァ!!!

2人はたまらず、ついにフィニッシュを迎えた。一気に物置内に男の匂いがたちこめる。少年は人生初めての経験に呆然とし、快楽の余りヒザがガクガクとしている。無理もないだろう。

「大丈夫か?・・・・・これがオナニーだ。」

「オナニー?」

「ああ、オナニーだ。自分で自分を気持ちよくする行為。それがオナニーだ」

「うん・・・わかった・・・オナニーっていうんだね」

少年はここで始めて一連の行動が「オナニー」と呼ばれる行為であったとことを知らされる。そして父は急に真面目な顔になってオナニーに関する注意事項を伝達する

「この行為はゼッタイに他言してはならない。家族にも知られてはダメだ。特にママには内緒だぞ。」

「うん、内緒なんだね。僕誰にも言わないよ」

「そうだ、女子には特に注意だぞ。男子は12歳になれば皆お父さんに教わるから知ってるんだけど、これもまた言っちゃだめだ。知ってるもの同士で会話するのも憲法によって禁止されてる」

「・・・・言っちゃったらどうなるの?」

「親戚の山田おじちゃんいただろ。あの人飲み屋でホステスさんにオナニーの話しちゃってなぁ・・・逮捕されて死刑だよ。聞いたホステスさんも死刑。厳しいんだ」

「死刑になっちゃうんだ・・・大丈夫。僕誰にもいわないよ!」

「よーし。それでこそ俺の息子だ!あ、あとゼッタイに白味噌を塗るのを忘れるなよ」

「うん、わかった」

「当分白味噌は物置に置いとくから、オナニーする時は物置にきてやるんだぞ」

「うん!」

少年は初めて父と共有する秘密を持ったことから、自分が少し大人になったようにさえ錯覚する。そして2人はその後も物置で何度となくオナニーをするのである。そう、まるで河原で親子がキャッチボールをするかのように。

というような「オナニーは父から伝授される」「白味噌を塗る」「他言したら死刑」という常識があった場合。当然男の子は父から聞かされているためこの常識を知っているわけです。

しかし、ウチの親父はバカですので、たとえ上記のような常識があったとしても絶対にやりません。つまり本当にこのような常識があった場合、僕だけ知らずに育っている可能性が多分にあるのです。

皆は狂おしく毎晩毎晩チンコに白味噌を塗りオナニー。父から伝授された方法でオナニー

僕は何も塗らず、自己本能で体得した方法で毎夜オナニー

普通なら僕が間違っているので、誰かとオナニー話になった場合に、「お前、そのやり方ゼッタイにおかしいよ、なんで白味噌塗らないのよ?常識ジャン」とかいわれて邪道な自らのオナニー方法を恥じ、その夜から僕も白味噌を塗ったりするのですが、いかんせん他言したら死刑ですので、誰も僕に本当のオナニーを教えてくれないのです。

そして僕だけ本当のオナニーを知らずに生きていくのです

なんとも悲しい・・・。

などと本気で心配したりする事が僕はたまにあります。上のような白味噌オナニーは極端な例でありえないのですが、もっと微細な常識でも、実は僕だけ知らないということがあるのではないかと思うのです。僕だけが知らない何か。そして皆には当たり前過ぎる常識。

不安でたまらない・・・・。



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